「あごちくわ、とうふちくわ、長芋かまぼこ」 まずは頼みたい鳥取の味の定番の練り物3種。長芋かまぼこは、長芋のシャキシャキした歯ごたえが、かまぼことぴったり。
「エテガレイ(一夜干し)」 一枚一枚ていねいに一夜干しされたエテガレイを仕入れている。焼きたての身はほくほくとしていて、塩加減も絶妙。年中食べられる人気料理の一つ。
「イカのしょうゆ漬け、板わかめ」 イカのしょうゆ漬けはうす味で箸休めにぴったり。程よい塩加減の板わかめは、食べ出すとついついとまらない。板わかめが入ったひと口サイズのおにぎりも人気。
銀座で味わうふるさとの味
ママの明るい笑顔も魅力
銀座八丁目の並木通りに、山陰の旬の味が味わえる「琳千」がある。店主の馬場千代さんは、米子市で長年、料亭の女将として店を切り盛りし、2003年に上京。山陰のすばらしさを発信したいと、山陰の食材を使った料理をふるまう。
松葉がにコース(カニ刺し、ボイル、カニ雑炊など ※要予約)や、のどぐろの煮付け、イカのしょうゆ漬けなど、メニューも豊富だ。
あらかじめ予算を伝えれば、おまかせで料理を作ってくれる。銀座に行ったら、立ち寄りたい一軒だ。
写真:上原朋也