完熟した梅の実を専用の日本酒につけて作る。
お酒は奥さまの理恵さんがセレクト。
「吸物(鱧 白瓜 まぐろ出汁)」北海道利尻昆布と鮪節をふんだんに入れた濃い出汁に、鱧と白瓜、トマト、すだちを浮かべる。素材の旨味を感じるコースの中の一品。
「先付(夏輝の酒蒸し)」「夏輝(なつき)」とは、鳥取で獲れる天然岩牡蠣のブランド。13cmを超えるものに限られる。6月〜8月にかけて獲れたものを日本酒で蒸す。夏のコースに登場。
「大山Gビール」 大山の伏流水を使用したご当地ビール。さん昇では、ヴァイツェン、ピルスナーなどの定番ビールのほか限定ビールも取り揃える(864円〜)。
旬の食材のおいしさを
最大限に生かす技と愛情
店主の石田安識さんは、鳥取市の出身。京都で料理の修業後、代官山にお店を開いた。メニューは、鳥取産の旬のものを使った日替わりのおまかせコース。夏には鳥取のブランド岩牡蠣「夏輝」や「大栄すいか」などが登場する。季節感あふれる彩り豊かな料理と、納得のいかないものは出さない、という店主の心意気に「毎日でも来たい」という常連客も多い。
店内の壁には、鳥取の日本酒「笑」のデザイナー・葛飾ロビンソン氏の絵や鳥取の食器も飾られる。上品な料理をゆっくりと一品ずつ楽しみたいときにぴったりだ。
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写真:上原朋也